2021-03-25 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
結果として、山の水源涵養力など本来の力が戻ったと思っているんです。 私、国会議員になって最初の頃、もう二十何年か前ですけれども、栃木県の方で大変な雨が降りました。そのときに、栃木県であれだけの雨が降ると、私どもの県庁所在地の水戸に来るのには十四、五時間掛かって水かさが増えてくるというのが当たり前に言われてきたんです。
結果として、山の水源涵養力など本来の力が戻ったと思っているんです。 私、国会議員になって最初の頃、もう二十何年か前ですけれども、栃木県の方で大変な雨が降りました。そのときに、栃木県であれだけの雨が降ると、私どもの県庁所在地の水戸に来るのには十四、五時間掛かって水かさが増えてくるというのが当たり前に言われてきたんです。
皆伐施業は、水源涵養力を喪失させ、高性能林業機械が通れる大きな林道を設けることで、土砂災害を誘引し、森林の生物多様性を損ない、表土の流出が河川、海洋の自然環境まで毀損します。 何より、世界じゅうが生物多様性、持続可能性を目指し、森林を保全しようとする中、どんどんとって輸出せよなどというのは、目先の利益を優先する、まさに木を見て森を見ないやり方であります。
その意味で、再び水源涵養力のある山林の復興というものが非常に重要だと思います。一都道府県でできることには限られておると思います。政府として、今回の一連の災害によりまして荒廃した山林の復興についてどのような対策を講じようとしているのかお伺いいたします。
ダムの果たす一定の役割を認めつつ、ダムが地域社会の崩壊をもたらし、河川の生態系に重大な悪影響を及ぼしていると指摘しながら、流域全体に水源涵養力なり治水力を持たせる施策に転換すべきであるということを求めたものであります。この提言を政府は重く受けとめるべきであるというふうに考えます。
又戰爭中及び戰爭後において、應急用として山林の過伐が強行せられ、森林資源は著しく不均衡となり、山地の生産力は減退し、森林の治水機能と水源涵養力も又減退いたしました。而も伐採跡地に対する造林が戰爭以來放置されていて、以上の事態を更に險惡化しているのであります。現在生産地たるべき土地で、無立木地が二百万町歩、荒廃林地が二十五万五千町歩もできております。